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アラサーゲーマーの日記

SONY(SIE)の危機感とPS4Pro

さてさて、新型PS4が発売されて約1ヶ月、そしてPS4Proの発売日まで1ヶ月を切りました。Pro狙いのハードコアゲーマーの皆様はいかがお過ごしでしょうか。

PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB(CUH-2000AB01)

PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB(CUH-2000AB01)

 

個人的には限られたテレビラックのスペースを考慮すると省スペース化した新型PS4も魅力的なのですが・・・

 

さてPS4Proの購入を検討されているハードコアゲーマーの皆様方におかれましては、期待や興奮と同時にPS4ProよりCoDやBF1が先に発売される事で「おいおい、ここら辺の特大級AAAタイトルには合わせろよ」と憤っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

もっともここら辺は今回言いたいことと関係ないといえば関係ないのですが、SONY自身も「ハイエンドはいつ発売しても、買うやつは買う」と考えているのでしょう。

 

ちなみにPS4Proの役割はSIE副社長の伊藤氏が各所のインタビューで「PS4ユーザーがPCゲームへ移行するのを防ぐ為(要約」と答えています。PCゲームの進歩と比べて家庭用ハードのライフサイクルが長すぎるという問題に対するSIEの答えがPS4Proなのですね。

 

 プレステのライフサイクル等について書いた記事はコチラ

jet.hatenablog.jp~完~

 とここで終わらせるとちょっと寂しいのでPCゲームについてちょっとだけ。

 

昨今のPCゲームといえばSteamやOrigin等のDL販売サービスが主流ですが、日本でPCゲームと言えばまだまだ「パソコンオタクのもの」と考える人が多いかもしれません。そもそも日本においてはスマホゲーが幅を利かせてる面も大きいですしね。

 

 しかし2015年で既にSteamの日本語利用者が言語別売り上げ上位10位内に入っていたり、人気上位100位以内のタイトルの10%(10タイトルじゃダメなのか)を日本産のタイトルが占めていたりと決して無視できる市場ではなくなってきているようです。

Valveが日本のインディー開発者に向けて講演「一緒にSteamの形を作ろう」 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

 また一説にはSteamにおいて日本の潜在ユーザー数は500万~600万人と、現在の日本のPS4販売台数より多い(今夏に国内300万台突破)といわれています。(潜在ユーザーってスペック的にゲームが遊べるPCを持ってる人って意味ですかね)

[GTMF 2015]Steamでゲームタイトルを販売するとはどういうことなのか──DEGICAの展開するSteamパブリッシングの本質と将来性を聞いた - 4Gamer.net

 

 一昔前まではPCでゲームをする為にはGPUを別途購入する必要がありましたが、最近ではCPUにGPUが内蔵されているので軽いゲームなら問題なく動きますし、この流れは今後も続き確実に日本でもPCゲーマーは増えていくのでしょう。(ちなみに一時期僕は2009年のMBPでディアブロ3をやってました^x^)

 

ちなみに世界的に見て一番シェアを持っているハードはPCゲームということで、世界でも再びPCゲームが活気を取り戻し、e-Sports等も含めてその市場は今後も成長していくと予想されています。

成長が著しいPCゲーム市場から学べるビジネスモデルとは? - GIGAZINE

 

 つまりSONY(SIE)は日々進歩する世界的なPCゲームの盛り上り対して、約7年前後というPSハードのライフサイクルに危機感を覚えてPS4Proを発表したのでしょうね。

 

  ~おしまい~